「針供養」 |
約400年前の江戸時代から、針供養が始まりました。
土地によって、2月8日のところと、12月8日にするところがありますが、 その日は一日、針を持つのを休んで、日ごろお世話になった針に感謝しましょうという風習です。
使っているうちに折れたり、傷んだ針を軟らかい豆腐やこんにゃくに刺して、「ご苦労さん」と労わり、神前・仏前に供えて供養するのです。
昔は仕立て屋さんで働く、縫い子さんは休むこともなく仕立て仕事に励んでいました。 家庭の奥方や娘さんもお裁縫は毎日のことだったでしょう。だから、この日は針仕事の人も、針もお休み。あくる日から、また針仕事に専念しましょう、
針も新しいのに持ち替えて、気分新たにお裁縫しましょうというのが「針供養」です。
事実、針は使いならした針よりも、新しい針のほうがスイスイと縫えて能率があがるのです。
針供養を行う神社やお寺もありますが、クロバーにも「針神淡島社」をお祀りしており、毎年12月8日に「針供養」で、全国各地の需要家から寄せられた折れ針を供養しております。
1964年、“目をつむっても糸が通せる便利なぬい針”として発売されたセルフ針。 |
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細い針も太い針も1箇所に差し込み1つのボタンを押すだけで糸を通すことができるクロバー「デスクスレダー」。
ソーイングやパッチワークのほとんどのクロバーぬい針(太さ0.51mm〜0.89mm)に糸が簡単に正確に通せます!
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