ピーステンプレート<六角形>で作る

ワンパッチのポーチ

パッチワーク(ワンパッチ)のポーチ
使用道具
  • ピーステンプレート<六角形>
  • 水性チャコペン<青 細>
  •  
  • 布切はさみ、糸切はさみ
  • ピーシング針、キルティング針、シンブルなど
  • パッチワーク用具
材料
  • 表布 お好みのプリント生地 適宜
  • 裏布 28×40cm 1枚
  • バイアス布 4cm幅×90cm
  • キルト綿 28×40cm 1枚
  • ファスナー(30cm) 1本
  • 手縫い糸、しつけ糸

作り方

生地を裁断します。

【ピース】 
ピーステンプレート<六角形>と水性チャコペン<青 細>を使って、一辺が22mmの六角形に7mmのぬいしろのしるしを付けて、カットします。
ワンパッチのポーチ
目安は55〜60枚程度です。
❷-2で確認した時に小さければピースを足してください。
Point
一つの作品には同じしるし付けを使いましょう。線の太さが変わるとピースの大きさが変わってしまいます。
ワンパッチのポーチ
【バイアス布】
4cm幅のバイアス布90cm(つなぎ合わせて90cmになれば大丈夫です)
ワンパッチのポーチ
・バイアステープのつなぎ方
ワンパッチのポーチ
布目に対して45度の角度で布を裁ちます。
ワンパッチのポーチ
中表に合わせて縫い、ぬいしろを割ってはみだしたぬいしろをカットします。
【その他のパーツ】
ワンパッチのポーチ

ピーシング

❷-1

ピースをつなぎます。配色はお好みでランダムにしてください。

ワンパッチのポーチ
番号の順に、しるしにきっちり合わせて 待針を打ちます。
ワンパッチのポーチ
しるし通りになみ縫います。
最初と最後はひと針返します。
ワンパッチのポーチ
ジグザグにはめ込み縫いします。
一辺が縫えたら、角の部分でひと針返し糸を切らずに続けて縫います。
ワンパッチのポーチ
ぬいしろは割らずに片方に倒し、角は風車に倒します。
❷-2

ピースを55枚つなげたところ。

ワンパッチのポーチ
❷-3

実物大型紙を置き、ぬいしろ1cm分の余裕があるか確認します。足りなければピースを追加します。
ぬいしろ線のしるしをつけておきます。

ワンパッチのポーチ

キルティング

❸-1

ピーステンプレートを利用して、14mmの六角形のキルティングラインを描きます。
❷-2でつけたぬいしろ線の内側にのみ描きます

ワンパッチのポーチ
❸-2

裏布、キルト綿、ピーシングした表布の順に重ねてしつけをかけます。

ワンパッチのポーチ
❸-3

キルティングします。
落としキルト(ピーシングの縫い目のきわにキルティング)してから六角形をキルティング。

ワンパッチのポーチ
右手(利き手)の人差し指にラバーシンブル、中指に金属のシンブルをつけます。
ワンパッチのポーチ
布の端を固定します。
重しをのせる、かけはりでとめる、アイロン台などに待針やクリップでとめる、などの方法があります。
縫いはじめ(断面図)
ワンパッチのポーチ
玉結びして、しるしから少し離れたところから針を入れてしるしのところに出します。
ワンパッチのポーチ
糸をひいて、玉結びを布の中に引き入れます。
縫い終わりは、玉止めしてから少し離れたところに針を出して引き、玉止めを布の中に引き入れます。
Point
ワンパッチのポーチ
左手で軽く布をひき、右手の中指のシンブルで針を押しながら縫います。
目が粗くても、揃うように気をつけて2〜3目ずつ、慣れてきたら3〜4目ずつ縫い進めます。
❸-4

ぬいしろ線の内側すべてキルティングできたら、しつけ糸を外します。

仕立てます

❹-1

キルティングすると縮むので、もう一度、実物大型紙を❸の上に置き、1cmのぬいしろのしるしを付け直します。ぬいしろ線でカットします。

ワンパッチのポーチ
❹-2

4cm幅のバイアス布をぐるりと一周縫い付けます。

ワンパッチのポーチ
❹-3

実物大型紙を参考に、ポーチの底(5×10cm)とA、Bのしるしを付け中表にし、AからBまでを縫い合わせます(2ヶ所)。バイアス布のすぐきわを縫います。

ワンパッチのポーチ
❹-4

底のマチを縫います。
画像のように、バイアス布でくるんだ部分をつき合わせるようにして底のしるしの部分を縫います。さらに三角部分を底に縫いとめます。

ワンパッチのポーチ
❹-5

ファスナーを縫い付けます。
ポーチを中表にしてファスナーを待針で留め、星止めをします。ファスナーテープの縁をまつり縫いします。

ワンパッチのポーチ
Point
ワンパッチのポーチ
ファスナーテープの端は、このように折り込んでからまつると仕上がりがきれいです。

ポーチを表に返して完成です。

パッチワーク(ワンパッチ)のポーチ
パッチワーク(ワンパッチ)のポーチ
ピースの大きさを変えたり、ピースの形を変えても違う雰囲気の作品ができあがります。
写真は、ひし形60°のプレートを使って、同じ形のポーチを作りました。
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