初心者でも簡単!手編みで作ろう~ねこ耳ニット帽からフライトキャップまで~

ハンドメイドレシピまとめイメージ

編み物に挑戦したいと思っているあなたへ。ニット帽は、初心者さんでもはじめやすいアイテムです!簡単に作れるものから、ちょっと凝ったデザインまで紹介します。

★主な作品はこちら

1.初心者さんは“ニット帽”から始めるのがおすすめ!

必要な道具を揃えて基本を覚えれば、自分だけの可愛い帽子が作れます。
初心者さんでも挑戦しやすいニット帽から始めてみましょう。

・必要な道具と材料と基本の編み方(動画解説あり)

まず必要な道具を揃えましょう。ニット帽を編むのにおすすめの道具は、輪針(針とコードが繋がってるタイプ)や4本針、5本針です。輪針に40cm、60cm、80cm~とありますが、針とコードを合わせた長さになります。目数リングやヤーンガイドなどの便利なアイテムを使って編むとスムーズです。
基本の編み方は表編み。初心者の方は右手で糸をかけて編むアメリカ式が人気です。

帽子を編んでいて、減らし目をしてだんだん小さい輪になると、編みにくくなります。60cm以上の長めの輪針を使って、小さい輪も1本の輪針で編める裏ワザテク「マジックループ」があります。

・毛糸選び&ゲージの取り方

レシピの毛糸が載っていない場合は、レシピの使用針に合った毛糸を選ぶことうまくいくことが多いです。例えば「棒針 6号使用」なら、毛糸のラベルに「棒針5~7号適合」と書かれているものを選びます。

ゲージの取り方は、試し編み(スワッチといいます)を15cm×15cmくらいのサイズで編みます。四辺をあみもの用仕上針でとめ、中央部分をスチームアイロンで浮かせて軽く整えます。蒸気が多く出るアイロンでない時は、濡れタオルを上にかけてアイロンをして整えます。10cm四方で 目数・段数 を数えます。ニットゲージ「トリオ」を使うと、10×10 cmの窓から、目数と段数を一度に数えることができます。ゲージをしっかり取る習慣をつけましょう。

・やってみよう!初心者向けねこ耳ニット帽の作り方

ねこ耳ニット帽は簡単に編めてSNS映えもバツグンです。まずは、1目ゴム編み(表編み→裏編みを交互)を8段編みます。メリアス編み(輪針ならずっと表編みでOK)を23段編みます。最後はとじ針で“わ”を引き抜きはぎします。難しければ、交互に糸を通してとじるだけでもOKです。四角に編むだけで、かぶると“ピッ”と猫耳になるのが可愛いですよ。

2.簡単ステップで作る愛されデザイン帽子(動画解説あり)

動画があれば、初心者さんでも安心。ちょっと凝ったニット帽にステップアップしましょう。

・減らし目なしで簡単!ニットキャップの編み方

シンプルで使いやすくて、色替えだけで雰囲気ガラッと変わります。初心者さんの2つ目の作品にぴったりです。

・冬コーデに最強!フライトキャップ

耳あて付きであったかくて可愛い♡防寒力も高いから冬のおでかけに大活躍です。

・ふんわりあたたかい イギリスゴム編みの帽子

イギリスゴム編みは、立体感のある“もこふわ編み地”が大人気! 見た目より簡単で、編んでいるうちにだんだんリズムにハマります。

3.寒さが厳しい日のおしゃれな防寒コーデ

冬になるとSNSでよく見かけるバラクラバ。耳までしっかり包まれて、シルエットが可愛いのが魅力です。

・フード付きのあたたかいネックウォーマー“バラクラバ”

バラクラバは初心者さんでも編めます!表編みと裏編みをまっすぐ編んで最後にとじるだけ。頭・顔・首までしっかりカバーしてくれるから、真冬の相棒にぴったりです。

4.複雑な模様、フェアアイル模様やアラン模様に挑戦!

便利アイテムを使って、模様にも挑戦しましょう。編み物の幅がぐっと広がります。

・フェアアイル模様も便利な編み物用品がお助け!

フェアアイルとは、スコットランド北部・シェットランド諸島の編み物文化から生まれた技法で、幾何学模様を編み込む伝統的なニットです。1段につき2色を使って編みます。
使う色が増えると糸が絡まりやすいですが、ヤーンガイドを使えば糸どうしを離した状態で指にかけられて、糸が絡みにくく編めちゃいます◎

・アラン模様も便利な道具があればスムーズにできる

アラン模様とは、アイルランドのアラン諸島発祥の伝統的なニットの編み方で、縄やダイヤモンドなどの立体的な模様を組み合わせたデザインが特徴です。アラン模様は保温性バツグン。ふっくら厚みが出るので冬にしっかり暖かく、セーター・帽子・ミトンなどにぴったりです。
アラン模様には、「交差編み」という編み方が多く使われ、“なわあみ針”があればスムーズです!
なわあみ針「U(ユー)」は、U字のところに編み目がひっかかるので、目が落ちにくい優秀アイテムです。

帽子にポンポンをプラスすると、コーデのアクセントになります。

5.はじめの一歩! 編み物デビューにおすすめの道具

道具選びで編み心地も変わります。「使いやすい道具=挫折しにくい」なので、初心者さんほどこだわるのがおすすめです!

・「匠」輪針-S

初心者さんにも人気の輪針。編みやすさの秘密はこの6つ!
○編みやすい針先
○滑りの良い表面
○段差がないスムーズな接合部
○輪針の長さが一目でわかるカラーチップ
○コードがねじれず快適な回転するコード
○ソフトなコード
編み物デビューの相棒に超おすすめです。

・「匠」5本針20cm、「匠」2本針

編み針 「匠(たくみ)」は天然素材で手にしっくりなじみます。長時間編み続けていても疲れにくいので、リラックスしながら編めます。

・かぎ針「アミュレ」

針先から糸がはずれにくくて、初心者さんにも“引っかけミス”が少ない人気シリーズです。
号数でカラーが違うから、見た目もかわいいです♡

・ソフト三角目数リング

「ここで色を変える!」時などに目じるしに使うリングです。編み間違いが激減する!お助けアイテムです。

・ヤーンガイド

編み込みなど、2本以上の糸の編み分けに便利なリングです。糸が絡んでやりにくいお悩みも解決できるかも!

・スーパーポンポンメーカー

〈4個セット〉は、直径約35mm・45mm・65mm・85mmのポンポンが簡単きれいに作れます。ニット帽につけるポンポンも、これならすぐ完成します♡

・なわあみ針

アラン模様の交差あみに使います。U字部分で編み目が止まり落ちにくいです。

・とじ針

編み物のとじ・はぎの時や糸の始末の時に使う針です。先が曲がってるタイプは、糸をすくいやすいです。

・はさみ

毛糸がきれいにカットできる先が細い先のはさみがおすすめです。

・ニットゲージ「トリオ」

ニットゲージ、棒針ゲージ、かぎ針ゲージの、3つの機能を兼ね備えた万能ツールです。国内・海外の棒針とかぎ針の規格に対応しています。

6.初心者さんも“かわいく仕上がる”手編みのコツ

映えるカラーなら、白・ベージュ・ライトブラウンが顔が明るく見えておすすめです。黒・ネイビーなど濃い色も肌を白く見せたい場合に効果的です。イエロー・オレンジも元気な印象になります。
手芸店で毛糸を顔に合わせて、友だちと「どっちが盛れる?」って確認しながら選ぶのも楽しいです♡
-*-*-*-アレンジで“自分だけ感”を出す-*-*-*-
○ポンポンつける
○リボンつける
○色を切り替える
○素材を変える
など、工夫すると一気にオリジナリティUPします!
編み物は、自分のペースでゆるっと楽しめるのが魅力です。冬のおでかけが楽しくなりますように。