TOPイベント&ワークショップイベントレポート2013年針供養と針のおはなし

2013.12.16

針供養と針のおはなし

「針供養」、関西では12月8日、関東以北や九州では2月8日に行われています。
ご存知の方も多いかと思いますがクロバーの東大阪事業所内にも針神社があり、
今年も針供養の式典を行いました。

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今年のクロバーでの針供養の様子


クロバーの針神社は、創業者・岡田敏雄が、淡嶋神社の当時の宮司に御霊の分納を
お願いし、快くお受けいただいたもので、昭和30年(1955年)6月に御霊を移し、
盛大な式典を開催しました。

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昭和30年のクロバーでの針供養の様子/クロバーニュース第15号より

「針供養」とは、折れたり、曲がったり、錆びたりした古針を供養する行事で、
その日は針仕事を休み、針をやわらかいこんにゃくや豆腐等に刺して労をねぎらい
感謝します。それらを社寺に納めて供養してもらうのです。
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ところで、針はどのように保管していますか?
針山に刺しておきますか?パッケージに戻しますか?
刺しゅうやキルトの先生は自作の素敵なニードルブックを使われている方も多いですね。

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クロバーのぬい針にはクロバーのピンクッションとデスクスレダー!



針の敵は「サビ」。錆は針(鉄)に湿気(水)と空気(酸素)がくっついて発生して
しまいます。さらに塩や酸があるとこの進行を助長します。ですから針を使ったあとは、
表面についた汚れを柔らかい布などでふき取り、湿度が高くならないような環境の場所に
保管します。表面に水や酸素がつきにくいように、ミシン油を極薄くつけて防錆膜を
作ってもよいでしょう。
クロバー製のピンクッションの中綿はすべてシリコンが含まれているので、針をぬぐった後、
これにさしておけば、錆の防止になります。



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左から「パッチワーク・キルト用」「ソーイングタイプ」「クラフトタイプ」のニードルコンパクト

種類の違う針をセットにした「ニードルコンパクト」は、種類・用途別に分けて
保存できるので、ピンクッションに刺しておくとどれが何の針だかわからなくなるからイヤ!」
という方におすすめです。「ソーイングタイプ」「パッチワーク・キルト用」
「クラフトタイプ」などがあります。



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ぱちんと閉めれば、安全に針を持ち運びできるニードルホルダー

使いやすさでマグネットピンクッションを愛用されている方も多いと思いますが、
マグネットが中に仕込まれていてコンパクト型のニードルホルダーもスマートに
針を保管・持ち運びできると人気があります。



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左手前が「キルトドーム」長い糸も巻き取って収納できます
奥がマグネットピンクッションです


変わったところでは、糸のついた針を複数、こんがらがらずに収納できる
リール式針ケース「キルトドーム」という商品があります。
これは長期保存ではなく、糸を通した針を複数準備して教室などで使うための
持ち運びに便利です。

クロバーの針は日本で丁寧に作られた、規格のそろった高品質な針です。
様々な便利用品とともにご愛用くださいますようお願いいたします。