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はじめてのパッチワーク 壊れた皿のクッション

制作/パフェプロジェクト神戸 松本直子
家庭用ミシンを使って、ベーシックな伝統柄のパッチワーク・キルトのクッションを作りましょう。ピースカットはロータリーカッターで、正確・スピーディーに。ピーシングはミシンを使ったチェーンピーシングで効率よく。するのも取るのも面倒なしつけはワンタッチしつけピンを使えばラクラクです。
「壊れた皿」は、パッチワークパターンの名前です。たくさんの人がいろんな布で同じパターンを縫ったと思うと面白いですね。
「パッチワークをはじめてみたいけど、難しそう」「完成しないかも」と躊躇されていた方も、まずはこのクッションで、始めてみましょう!パッチワーク、楽しいですよ!
用具
厚紙、カッター、糸切はさみ、パッチワーク待針、目打、布用ペンシル、手縫い針、しつけ針、ミシン、アイロン、アイロン台など
材料
(表面)パッチワーク用布 適宜
   裏布 50cm×50cm
   キルト綿(薄手) 50cm×50cm
(裏面)表布 47cm×67cm
(パイピング)表布 4cm×48cm×4本
ミシン糸、キルト糸、45cm角のヌードクッション

出来上がりサイズ/よこ約45cmたて約45cm

作り方PDF
作り方(レシピ)
1No.1
ロータリーカッターで生地をカットします。
2No.2
厚紙で2ページの型紙を作ります。(57-660 パターンシートで作るとより使いやすいです)
3No.3
生地の裏に、型紙を使って、水性チャコペンでしるしを付けます。この1枚をピースと言います。
4No.4
32枚のピースをバランスを見て並べます。配置が決まったら、スマホで撮影しておくと便利です。
5No.5
ピースをつなげます。薄い色のピースと濃い色のピースを中表に合わせて、待針を打ち、 糸を切らずに一気に縫います。
6No.6
繫がった糸をカットします。糸切カッター<スタンドタイプ>を使うと便利です。
7No.7
ぬいしろを濃い色の布側に倒します。はみだしたぬいしろはカットします。きちんと正方形になっているか確認し、ずれていたら線を引き直します。
8No.8
四角をつなぎます。各列の1段目と2段目を中表に合わせて、待針を打ちます。ミシンでA〜Dまで続けて一気に縫います。糸を切らずに、3段目、4段目と順に繋ぎます。
9No.9
4段目まですべてつなげたら、ぬいしろが交互になるようにアイロンで倒します。(糸を切らずに作業します)
10No.10
たての列は一気に縫って、図のようにぬいしろを倒し、余分な糸を切ってキルトトップの完成です。
11No.11
布用ペンシルでトップの表にキルトラインを描きます。裏布、キルト綿、キルトトップの順に重ねて、図の順にワンタッチしつけピンでとめます 。
12No.12
大きい針目に設定し、図の順に、必ず一方方向にミシンをかけます。反対側も同様に、図の順にミシンをかけます。縦横も同様に、図の順にミシンをかけます。
13No.13
周囲をぐるりとあらい針目のミシンでおさえます。出来上がり線をまっすぐに引き直し、裏布とキルト綿のぬいしろをロータリーカッターで切りそろえて、表面の完成です。
14No.14
裏面の布は図のようにカットします。クッションの詳しい仕立て方はPDFをご覧ください。