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つまみ細工プレートで作る 天使のリース

デザイン/パフェプロジェクト神戸 内田 富代
かわいらしい天使のリースです。
市販のレースのリース土台を使い、雪の結晶モチーフはつまみ細工プレートの<剣つまみS>、<剣つまみSS>を組み合わせて作っています。
大きなリボンもポイントです。
用具
待針、紙用はさみ、アイロン
材料
レースリース土台、並太程度のモヘア毛糸、生地、キルト芯(薄手)、リボン、丸小ビーズ、シリンダービーズ、パールビーズ、ブリオン、フェルト、25番刺しゅう糸、刺しゅう用メタリックヤーン、手縫い糸

出来上がりサイズ/約26×25cm

作り方PDF
作り方(レシピ)
1No.1
天使の顔を作ります。実物大型紙を使って、キルト芯を直径3.5cmの円形にカットしたものを2枚用意します。ちくちくヨーヨープレート<S>を使って白い生地でヨーヨーを作ります。ヨーヨーの糸を引き締める前に中に円形にカットしたキルト芯を1枚入れて、直径が約3.5cm(キルト芯の大きさ)になるように糸を調整して引き、玉どめします。同じものをもう1つ作ります。
2No.2
ヨーヨー1枚に、水性チャコペンで目を描きます。 レシピのPDFの実物大図案を参考に、ペンで直接描いてください。目を刺しゅうします。25番刺しゅう糸(茶色)を1本取りで刺します。
3No.3
ヨーヨーを2枚合わせて(穴があいている方同士を合わせる)、頭頂部の約2cmをあけて縁をコの字とじで縫い合わせます。
4No.4
天使の髪を作ります。まず髪のお団子部分を作ります。方眼定規<20cm>(もしくは20cmの厚紙)に並太程度のモヘア毛糸(白・ゴールドラメ)を8周巻きます。 定規から糸を外し、糸束の両端に結び目を作ります。結び目から折り、結び目の根元に手縫い糸を巻きます。 手縫い糸は糸同士で結び、糸端は短くカットします。もう片方の結び目も同じようにします。
5No.5
縫わずにおいた天使の顔の頭頂部に、髪のお団子(結び目)の間の部分を入れ、頭頂部をコの字とじで縫い合わせます。
6No.6
前髪を作ります。指2本に毛糸を3周巻き、指から外して中央を結びます(糸端は短くカット)。 結び目から半分に折り、形を整えて顔にボンドで貼ります。
7No.7
白い生地にロゼットメーカー<ラージ>を置いて輪郭を水性チャコペンでなぞって円を描きぬいしろを1cm付けてカットします。水色の生地とキルト芯も同じようにしるしを付けカットします。水色と白の生地を中表に合わせ、その上からキルト芯を重ねます。返し口を残して線の上を縫います。縫えたらキルト芯だけぬいしろをカットします。返し口から表に返し、形を整えます。返し口をコの字とじで縫い閉じます。
8No.8
スカートを作りマントに付けます。ロゼットメーカー<ラージ>を使ってリボン(32mm幅・白)40cmにプリーツを作ります。画像のように、プリーツの山を10個作り、内側を縫ってとめます。)リボンをロゼットメーカーから外し、マントの水色の面に縫いとめます。両端を軽く縫いとめて、リボンが浮いてくる部分にシリンダービーズ(白)を1つずつ縫い付けながらリボンとマントを縫いとめます。
9No.9
マントの形を整え、天使の顔を縫い付けます。マントの上部約2cmを裏側へ折り、左右を手前につき合わせるように折り、つき合わせた部分を縫いとめます。)顔を縫い付けます。表側と裏側、それぞれたてまつり縫いで縫い付けます。
10No.10
ちくちくヨーヨープレートでヨーヨーを作り、マントに付けます。ちくちくヨーヨープレート<L>を使って白い生地でヨーヨーを1つ作ります。中心の穴が上の方に来るように形を整えます。スカートの上部の縫い目を隠すようにマントの中にヨーヨーを入れて、ボンドで貼り付けます。
11No.11
マントに付けるリボンを作り、マントに付けます。オーガンジーリボン(24mm幅・白水玉)を18cmにカットし、図のように折りたたみます。折りたたんだリボンの中心を縫って糸を引き締め、そのまま数回糸を巻き付けます。同じオーガンジーリボンを12cmにカットし、折りたたんだリボンの下に配置してさらに糸を巻いて固定します。
12No.12
リボンの中心に巻いている糸に丸小ビーズ(ゴールド)を5個通し、ビーズがきれいにリボンの中心に来るように調整し、リボンの裏を小さく数回縫って玉どめします。マントのつき合わせている部分に縫いとめます。
13No.13
天使の羽を作ります。白い生地を20×24cmにカットし、図のように折ります。中心部分を図のように2箇所粗くなみ縫い(縫い目約1cm)して糸を引いて引き締めます。そのまま中心に糸を巻き付けてリボンのような形にしてから玉どめします。
14No.14
花モチーフを作り、天使の羽に付けます。花あみルーム<ミニ>のスクエア枠に刺しゅう用メタリック糸(シルバー)を2周巻いて、中心を同じ糸でかがります。同じものを全部で2個作ります。天使の羽の上に花モチーフを配置し、パールビーズ(4mm)で図のように羽と花モチーフを縫いとめます。
15No.15
天使を仕上げます。天使の羽の上に、天使の体を ボンドで貼って、天使の完成です。
16No.16
リースの土台を準備します。市販のレースリース土台(直径約25cm)の内側に毛糸を張ります。
17No.17
リースの引っ掛ける部分を作ります。フェルトを直径約1.5cmの円形に2枚カットし、リースの土台の裏側に配置します。手縫い糸を2本取りにして、リースの土台にフェルトを固定するように縫います。糸をリースの土台の表側に出し、パールビーズ(5mm)を19個通します。そのままもう1つのフェルトとリースの土台を固定するように縫い、またパールビーズの中に糸を通して戻ります。最初に縫ったフェルトを数回縫って、玉どめします。
18No.18
雪の結晶モチーフを作ります。つまみ細工プレート<剣つまみS>、<剣つまみSS>を使って水色の生地で作ります。<剣つまみS>と<剣つまみSS>で、大小の花びらが交互になるように12枚の花びらを作り、雪の結晶モチーフを作ります。
19No.19
雪の結晶モチーフの中心にパールビーズ(5mm)とブリオン(直径約0.5mm・シルバー)をボンドで貼ります。全ての花びらの先端に、丸小ビーズ(ゴールド)をボンドで貼ります。これと同じものを全部で5個作ります。
20No.20
リボンを作ります。水色の生地を9×40cmにカットしたものを2枚用意します。それぞれ図のように折り、生地をつき合わせた部分に両面テープでリボンを2枚重ねて貼ります。
21No.21
リボンのパーツを作ります。画像の手順で作ります。
22No.22
23No.23
ぬいしろ約5mmで粗めのなみ縫い(縫い目約1cm)をして、糸を引き締めます(糸がゆるんでしまう場合はさらに数針戻って縫う)。最後は生地の端を針で小さく2回ほどすくって糸をとめてから玉どめしてください。と同じものをもう一つ作り、中心を縫い合わせます。(ボンドで貼り合わせることもできますが、その場合は小さくカットした生地を裏に貼って補強してください)
24No.24
リボンの下に垂らすパーツを作りま水色の生地を9×22cmにカットして図のように折り、生地をつき合わせた部分に両面テープでリボンを2枚重ねて貼ります。リボンの両端を図のようにカットします。リボンの中心に付けるパーツを作ります。水色の生地を3×9cmにカットし、図のように折ります。リボンの下に、下に垂らすパーツを置いて、中心のパーツで一緒に巻き、端を約1cm内側に折り込んで縫いとめます(長すぎる場合はカットしてください)。リボンの中心に雪の結晶モチーフを1個ボンドで貼ってリボンの完成です。
25No.25
リースの土台に各パーツを取り付けて仕上げます。まず天使を取り付けます。作品画像を参考に位置を決め、リースの内側に張った毛糸とリースの土台数カ所に裏側から縫い付けます。リボンを取り付けます。リースの引っ掛ける部分の根元のフェルトが隠れるように配置し、リボンの中心の上部をレースの土台に縫いとめます。
26No.26
雪の結晶パーツを取り付けます。 レシピ(PDF)の実物大型紙を使って、フェルト(白)を直径2cmの円形にカットしたものを8枚用意します。作品画像を参考に取り付ける位置を決め、土台の表側に円形にカットしたフェルトを縫いとめます(4箇所)。雪の結晶パーツの裏側に円形のフェルトをボンドで貼ります。 リースの土台に縫い付けたフェルトの上に、雪の結晶パーツをボンドで貼って完成です(フェルトとフェルトをボンドで貼り合わせる形になります)。